Manufacture

H.モーザーのものづくり

H.モーザーの製造拠点、
ノイハウゼン アム ライン ファル

2006年に自社開発による画期的ムーブメント搭載の新作コレクションを発表し、鮮やかに蘇ったH.モーザーの製造拠点は、創業者の出身地であるシャフハウゼン郊外、ノイハウゼン アム ラインファルにあります。ここでヒゲゼンマイをはじめとする部品の製造と組み立て、調整から出荷までの全工程を行っているのです。もちろん、時計の心臓でもあるムーブメントの設計、開発もこの地で行われています。新しいモデルのコンセプト決め、CADを使って重要なパーツを3D化するモデリングする作業からはじまり、各技術者との協議を重ねていく作業は簡単ではなく、完成までは少なくとも数年はかかります。H.モーザーでは、長い時間をかけて設計し、丁寧に部品を製作、慎重に組み上げ、入念な調整とテストを受けた時計のみが出荷されます。H.モーザーはこのようなモノづくりへのこだわりがユーザーからの信頼を得ることに繋がると信じています。

Design

“Less is More”

H.モーザーの時計は誰の目から見ても美しい、シンプルでエレガントなデザインが特徴でミニマリズムの思想“Less is More(少ないことは、豊かなこと)”を忠実に表現しています。その考え方はデザインに留まらず機能面においても同様で、どんなに複雑な機構であっても、わかりやすい表示・簡単な操作を目指しています。また創業者ハインリッヒ・モーザーが歩んできた姿勢から命名された”エンデバー””ベンチャー“”パイオニア“という3つのコレクションでは、ケースサイドにそれぞれのスタイルに合わせた彫刻を思わせる印象的な造形を施し、時計の個性を付与するとともに厚みを感じさせない洗練さを際立たせています。

フュメダイアル

H.モーザーの特徴を語る上で欠かせないのが、文字盤の外側が濃く、内側に向って淡くなる独特なグラデーションです。この独自の文字盤は、フランス語で煙を意味する「フュメ」と称されています。一つひとつ職人の手によって作られる文字盤は、まさに“作品”。独特の個性と味わいを持っています。だからこそ、H.モーザーの時計はブランド・ロゴがなくても、ひと目でそれとわかり、さらに存在感に溢れているのです。現在は10色以上の色調がH.モーザーの時計を彩っています。

  • シグネチャーフュメ(グレーフュメ)

  • シグネチャーフュメ(グレーフュメ)

  • レッドゴールド(5N)フュメ

  • コズミックグリーン

  • パープルヘイズ

  • ブルーホライズン

  • ミッドナイトブルー

  • ファンキーブルー

  • スレートグレー

  • レッドフュメ

  • ブルーラグーン

Purity & Concept design

ピュリティ & コンセプト
デザイン

H.モーザーは本当のラグジュアリーな製品ならば、アーティストのサインが入っていない絵画のように、たとえ目に見えるロゴやブランドを識別する印がなくてもすぐに見分けがつくと考えています。そこでH.モーザーは実用性を損なわない最小限の4つのインデックス表示に留めた「ピュリティ」デザインと、ロゴもインデックスも全て排した「コンセプト」デザインを発表することで、改めて時計そのものの本質に立ち返り、マーケティングが主導となるロゴがなくとも、それらの製品を制作する作り手にスポットライトを当て直し、真のラグジュアリーと卓越した技術にフォーカスしています。

すべて自社で製作するからこそ
生まれる、自由な発想

多くの時計メーカーは、サプライヤーからムーブメントを購入したり、自社ムーブメントであっても色々なコレクションに使い回したりと、ある程度ムーブメントのサイズや規格に合わせてデザインせざるを得ません。H.モーザーはムーブメントを全て自社開発しているからこそ、デザインの制約をまったく受けることなく自由な発想でモノづくりを行っています。スマートウォッチへのアンチテーゼとして時計業界を驚かせたスイス・アルプ・ウォッチがその好例と言えるでしょう。

優れたサプライヤーとの
パートナーシップ

エナメル装飾やフュメダイアルをはじめ、複雑なケース加工など、H.モーザーの時計は様々なサプライヤーとの協力関係なくしては完成することはできません。特にH.モーザーのアーカイブに存在する懐中時計からインスピレーションを得たヘリテージコレクションは、エングレービングに個人のアトリエで製作するアーティスト、スイス屈指のエナメル専門サプライヤー、ドンツェ・カドラン社や大手高級メゾンのケースを一手に製作する会社など、様々なコネクションから繋がったスペシャリスト達の手により一つの作品を生み出しています。

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